脱毛症について

以前こちらのHPでAGA(男性型脱毛症)円形脱毛症についてご紹介させていただきましたが、脱毛症にはその他にも様々な種類や要因があります。今回はそれらについてまとめてご紹介いたします。

 

脱毛症の種類

男性型脱毛症(AGA)

一般的に遺伝と男性ホルモンの影響から起こり、男性の10人に1人の割合で発症すると言われています。

 

・壮年性脱毛症

AGAの一種で、ヘアサイクルの成長が短くなり硬毛が軟毛化する脱毛症です。

日本人よりも欧米人に多く、頭頂部より生え際から徐々に後退しはじめるのが特徴です。

 

男性型脱毛症も壮年性脱毛症も、当院で自費診療による飲み薬での治療をしております。詳しくはこちら→AGAは皮膚科で治療できます

 

・円形脱毛症

髪が円形や不整形に抜けてしまう症状です。性別、年齢問わず発症する可能性のある疾患で以前はストレスが原因と言われていましたが、最近では「自己免疫機能」との関係が深いという説が有力になっています。詳しくはこちら→円形脱毛症について

 

・抜毛症

正常な髪の毛を自分で抜いてしまう症状で、癖やストレスが引き金になることが多いと言われています。

 

・脂漏性脱毛症

皮脂腺から過剰に皮脂が出ることにより、頭皮の毛穴が塞がり炎症をこしたり、毛穴から細菌が侵入して細胞にダメージを与えることで抜け毛を起こす症状です。

 

これらの脱毛症は遺伝によるもの、ストレス等による自律神経の乱れ、食事、生活習慣の乱れ、等原因は様々です。症状によっては当院にて保険診療が可能ですので、脱毛症でお悩みの方は一人で抱え込まず、一度ご来院ください。

 

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2018/03/16

面皰圧出治療について

面皰圧出(めんぽうあっしゅつ)とは、ニキビの中身を押し出す皮膚科で行われる治療です。一般的に「ニキビをつぶしてはいけない」と思われがちですが、自分でニキビをつぶすのと何が違うのかご説明いたします。

◇面皰(めんぽう)とは?
面皰とは、簡単にご説明すると「ニキビ」のことです。
思春期になると男女問わず、男性ホルモンの分泌が活発になり、皮脂の分泌が盛んになります。その結果、毛穴周辺の皮膚が厚くなり、毛穴が狭くなります。それにより、毛穴が詰まってしまい、皮脂が溜まっていきます。これがニキビの原因となり、皮脂が詰まってしまった状態を面皰と言います。

◇面皰圧出とは?
ニキビの中に詰まっている皮脂や膿、古い角質などを押し出す治療法です。皮膚科では、一般的に広く行われています。基本的にはどのようなニキビにも適した治療法ですが、炎症が起こる前に行うと炎症を防ぐことができます。

◇面皰圧出の手順
1、患部の消毒
2、ニキビの先端に小さな穴をあける
3、専用の器具を使用し、中身を押し出す

毛穴の中に詰まった皮脂などを物理的に押し出すことから、治療の効果がすぐに現れ、治癒も早まるとされています。

◇面皰圧出のメリット
・ニキビの治りが早くなる
(圧出により皮脂や汚れを出すことで、炎症が治まり治癒が早くなります)
・ニキビ跡が残りにくい
(皮膚科で面皰圧出法を行う場合は専用の器具を使用し、繊細な穴をニキビの表面にあけ中身を押し出すため、皮膚にダメージを与えにくく、ニキビ跡が残りにくいと言われています)
皮膚科での治療はしっかりと衛生管理されており、面皰圧出法は無理やりニキビをつぶす治療ではありません。一般的に「ニキビをつぶすと跡になる」と言われているのは、素人が自分でニキビをつぶしてしまい、そこへ雑菌が入ったり、必要以上に皮膚を傷つけてしまい悪化させてしまう事があるからです。

「ニキビだけでは皮膚科を受診するほどではない」と思われている方も多いかもしれません。しかし、ニキビは悪化してしまう前に適切な治療を行うことで、跡を残さず治すことができます。面皰圧出は保険が適用できる治療で、当院でも行うことができます。また圧出法だけでなく、それ以外にもニキビの治療法はありますので、悩まれている方がいらっしゃいましたら、一度ご相談ください。

 

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2018/03/09

しもやけ・あかぎれについて

しもやけとあかぎれは冬に多くみられる皮膚疾患です。今回は「しもやけ・あかぎれ」についてご説明いたします。

◇どんな症状?
・しもやけ
医学的に「凍瘡」と呼ばれるしもやけになると、皮膚が赤紫色に腫れたり、赤くなって盛り上がったり、むずがゆさを感じるなどの症状がでます。12月~3月の冬に発症しやすく、特に子供や女性に多く見られる傾向があります。

・あかぎれ
指の腹や手の平、足の裏などの皮膚の表面が、カサカサと乾燥して、亀裂ができた状態を「ひび」といい、水などの刺激で染みて痛みを感じます。
そして、“あかぎれ“は、ひびよりも亀裂が深く、赤く腫れ、出血を伴う症状です。あかぎれになると、水仕事などの刺激が無くても痛みを感じることがあります。

◇原因は?
・しもやけ
しもやけの原因は低温と温度差です。
しもやけは手足の冷えなどによって末端の血管がうまく拡張・収縮できなくなり、血行が悪くなることにより発症し、毎年繰り返すこともあります。昼と夜の温度差が大きくなるとできやすいため、真冬だけではなく、冬から春に移り変わる時期にも発症することがあります。

・あかぎれ
あかぎれの原因は冬の寒さと乾燥です。冬は特に気温が下がっているため、皮脂や汗の分泌がされにくく、皮膚の表面から水分が失われて乾燥しやすくなります。このときに水仕事が多かったり、冷気さらされると皮膚の表面の皮脂が奪われ、さらに乾燥が進みひびやあかぎれを引き起こします。

◇しもやけ・あかぎれの予防
あかぎれは寒さと乾燥に気をつけましょう。水仕事のあとは保湿剤を塗ったり、外出時には防寒具などでしっかり保温することが重要です。皮膚が乾燥しやすいという人は、水仕事のときに手袋をしたり、入浴時にはしっかりと手足の先まで温めることを心掛けるとあかぎれができにくくなります。

しもやけの予防には手足を温め、水気はしっかりと拭きとることが重要です。寒い日には手袋や厚手の靴下、耳あてなどの防寒具で手足などを冷やさないようにしましょう。また、室内外の温度差により汗をかいてしまった時や洗い物の後など、皮膚に水分(湿気)が残った状態のまま放っておくと、皮膚表面の体温が奪われ血流が悪くなり、しもやけになりやすくなるので注意が必要です。手足の血行を良くするために、指先をしっかりと揉みほぐすようにハンドクリームを使用しながらマッサージを行うことも効果的です。

しもやけ、あかぎれは一度発症してしまうと繰り返しできてしまうこともあるため、「たかがしもやけくらいで…」とは思わず、ご症状に心当たりのある方は一度ご来院ください(^^)

 

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2018/03/02

保湿剤は適切な量を適切な部位に

当院では乳児から大人の方まで、幅広い年代の方が肌の乾燥に悩まれご来院されます。来院までは至らずとも、冬場は特にお肌のカサつきやつっぱりを気にされている方も多いのではないでしょうか。
肌が乾燥しているときはしっかり保湿剤を使用し、健康な状態を取り戻していくことが重要になってきます。

◇冬に肌が乾燥する原因
1 血行の悪化
気温の低下に伴う毛細血管の収縮により、血液の流れが悪くなり、肌の新陳代謝が乱れてしまいます。

2 水分の蒸散と皮脂分泌量の減少
冬は外気が乾燥しているため、肌の水分が蒸散しやすい環境です。
本来であれば皮脂が蒸散を防ぐ役割を担いますが、汗や皮脂の分泌量が減少により、皮脂膜が不足しています。

3 エアコンによる乾燥
エアコン暖房は室内の湿度を奪い、空気を乾燥させるため肌の水分を奪います。
室内温度と外気温の温度差が大きい冬は、肌に負担がかかりやすい時期といえます。

◇保湿剤の使用量の目安
軟膏やクリームは、人差し指の先から第一関節まで伸ばした量、ローションは1円玉大の量(0.5g)でおよそ手の面積2枚分に塗ることができます。

◇基本的な塗り方
保湿剤は皮膚が水分を吸収している入浴後に塗るのが効果的です。出来れば、入浴後5分以内に塗ることを心がけましょう。

◇手順
手を清潔にして、保湿剤を出します。
②保湿剤を点在させます。
③指先ではなく、手のひらを使って優しく、出来るだけ広い範囲に塗ります。また、例えば肩から指先へ縦方向に塗るのではなく、身体のしわに沿って横の方向に塗ると、広がりやすくなります。

乾燥は肌トラブルの原因となることも多いので、適切な保湿剤の使用が大切です。当院では、症状に合った保湿剤を処方しておりますので、乾燥が気になる方はぜひ一度ご来院ください。

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2018/02/23

花粉症は早めの対策を

2月も終わりに近づき、日中は日差しが暖かく感じる日も増えてきましたが、それと同時に気になり始めるのが春の花粉症です。今回は春の花粉症についてご紹介いたします。

 

花粉の飛散はいつから?

春の花粉といえばスギやヒノキです。飛び始める時期は地域によって異なりますが、関東地方では既に始まっており、3月上旬~下旬に向けてピークに達します。個人差はありますが、2月中旬~4月いっぱい頃までは花粉症の症状が続くと考えたほうが良いでしょう。

 

花粉症と風邪の違い

花粉症の主な症状といえばくしゃみ・鼻水・鼻づまりですが、これらは風邪をひいた時にもよく見られる症状です。花粉症の場合、サラサラとした水っぽい鼻水なのに対し風邪の症状では粘り気のある鼻水のことが多いです。その他に微熱程度の熱が一週間以上続いたり、左右両方の鼻づまりに加えて目の痒みもある等といった症状は花粉症の可能性があります。また、当院では採血による花粉症のアレルギー検査も行っており、採血当日から1週間~2週間程度で結果をお伝えいたします。

 

粉症は早めの対策が肝心です

花粉症の症状が出る前からお薬による花粉症の初期療法を始めていると、症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中の症状をやわらげることができます。また、初期療法は早期に症状を改善させることもでき、結果として処方される全体のお薬の量を減らすこともできます。以前から花粉のアレルギーをお持ちの方も、花粉症の疑いがある方も早めの対策で辛いこの時期を少しでも和らげましょう。

 

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2018/02/20

脂漏性皮膚炎について

皮膚のカサカサや赤みが続いている荒れて剥がれ落ちる…といった症状は脂漏性皮膚炎の可能性があります。

 

どんな病気?

皮脂腺から分泌される皮脂の多くなった状態“脂漏”といいます。脂漏になると紫外線やカビ(真菌)などにより皮脂が脂肪酸に分解され、皮膚が炎症を起こすことがあり、この状態を“脂漏性皮膚炎”といいます。

 

どの辺りに出やすいか?

脂漏性皮膚炎の起こりやすい場所は、頭や顔など皮脂分泌の多い場所ワキの下などの皮膚が擦れやすい場所です。頭皮に症状が起こると、フケがたくさん出るようになることもあります。

 

悪化させる原因

主な原因として以下が上げられます。

・カビ(真菌)の寄生

・入浴不足や洗顔不足による皮脂の貯留

・ストレス

・ホルモンバランスの乱れ

・睡眠不足など生活サイクルの乱れ

・ビタミンB不足など栄養バランスのかたより

 

正しい治療で症状を抑えることが出来ますので、お心当たりのある方は一度ご来院ください。

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2018/02/16

爪水虫の治療について

◇どんな病気?
一般的に爪水虫と呼ばれている「爪白癬」は、“白癬菌”という真菌が原因となる感染症です。白癬菌は感染する部位によって病名が変わります。爪白癬は、自覚症状がほとんどありません。手足などに感染した白癬菌が爪まで広がってしまい、症状が進行してから爪水虫であることに気づくケースも少なくありません。

◇爪水虫に感染すると?
痛みやかゆみなどの自覚症状がほとんどないため、見落としがちですが、爪水虫に感染すると以下の症状があてはまります。
・爪が厚く、にごっている
・爪の一部がくさび状に白色・黄色に変色している
・爪の表面が白色に変化し、ざらざらしている

◇爪水虫は治るの?
完治するには爪が生え変わるまでの時間がかかり、年齢や個人差があります。新しい爪が生え変わるまで、根気強く治療を続けることが必要です。

◇どんな薬で治療するの?
爪水虫の治療には白癬菌などの真菌を死滅させる薬である抗真菌薬が使用されます。この薬には、外用薬と内服薬があります。

◇爪水虫になってしまったら?(日常で気をつけること)
・足は指の間まで丁寧に洗い、しっかり乾かす
・靴や靴下は通気性の良いものを選ぶ
・スリッパや使用済みのタオルやバスマットは家族と共用しない
・爪を無理に切ったり、削ったりしない

 

爪水虫の検査は即日で結果が分かります。

症状にあてはまる方は、一度ご来院されてみてはいかがでしょうか?

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2018/02/09

乾癬について

みなさんは、以前有名モデルの方が治療中といった話題でニュースにも取り上げられていた“乾癬”という疾患をご存知でしょうか?

慢性的な皮膚疾患の一つで根治が難しく、症状や発症する場所は人によって異なります。主な症状として皮膚に出来た赤い発疹の上に、銀白色のフケのようなものが付着し、ポロポロとはがれ落ちる皮膚の病気で長期間に渡り良くなったり悪くなったりを繰り返すのが特徴です。今回はこの“乾癬”について詳しくご紹介いたします。

 

原因は?

まだはっきりと解明はされていませんが、もともと乾癬になりやすい遺伝子を持ち、そこに様々な環境原因が複雑に関与することで発症すると考えられています。また、近年の研究から乾癬の発症にはサイトカインと呼ばれる物質が深く関わっていることが明らかになってきました。サイトカインとは免疫系の細胞から分泌される免疫・炎症に関連したタンパク質のことです。細胞中にはサイトカインの生産を抑えるCAMP(サイケリックエーエムピー)と呼ばれる物質が存在しており、さらにこのCAMPを分解する働きをしている酵素をPDE4(ホスホジエステラ-ゼ4)といいます。

乾癬患者さんの皮膚にはこのPDE4が大量に存在しているため、CAMPが過上に分解されてしまいます。よってCAMPの量が少なくなり、炎症性の化学伝達物質やサイトカインなどがたくさん生産され、皮膚症状が現れると考えられています。

 

主な治療方法

当院では患者様の症状に合わせて外用薬または内服薬によって炎症を鎮めたり免疫機能を変える治療を行っております。現時点では乾癬を完全に治す治療は解明されていませんが、根気よく治療を続けることで日常生活にほとんど影響のない状態を長期間保つことができます。また、バランスの良い食生活十分な睡眠を取り、日頃のストレスを溜めないことも大切です。

 

他の人に感染する疾患ではありませんが、早めの治療開始が大切ですので気になる症状がある方は早めにご来院ください。

 

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2018/02/02

帯状疱疹後神経痛とは

以前こちらで帯状疱疹についてご説明いたしましたが、今回は帯状疱疹に続いて起こる可能性のある“帯状疱疹後神経痛”についてご説明いたします。

 

●主な症状と治療

通常、帯状疱疹の皮膚症状が治ると痛みも消えますが、その後もピリピリするような痛みが持続することがあります。これを“帯状疱疹後神経痛”といい、急性期の炎症によって神経に強い損傷が生じたことによって起こります。

 

・皮膚症状が重症

・夜も眠れない程強い痛みがある

・高齢者(60歳以上)

 

上記のような方には特に残る可能性が高いと言われており、場合によってはペインクリニック等での痛みに対する専門的な治療が必要となります。治療としては鎮痛剤や抗うつ薬などにより、痛みをできるだけ軽くするための内容が行われています。痛みの種類や程度は人それぞれ違うので、自分にあった治療を先生とよく相談しながらすすめ、自身の持っている本来の治療力を高めることが大切になってきます。

 

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2018/01/26

帯状疱疹について

身体の左右どちらか一方にピリピリと刺すような痛みを感じ、これに続いて赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる症状は、帯状疱疹の可能性があります。今回はこの帯状疱疹について詳しくご説明いたします。

 

●主な原因

帯状疱疹は身体の中に潜んでいたヘルペスウィルスの一種、“水痘・ヘルペスウィルス”によって起こるもので、水ぼうそうに感染したことのある人なら誰でもかかる可能性があります。また、今まで水ぼうそうにかかったことがなく、初めて“水痘・ヘルペスウィルス”に感染した時は、帯状疱疹ではなく水ぼうそうとして発症します。一度水ぼうそうに感染すると、症状が治まった後もウィルスは体内の神経節に潜み加齢やストレス、過労等が引き金となり再び活動を始めます。そして神経を伝って皮膚に到達し、帯状疱疹として発症します。

 

●主な症状と治療

神経に沿って帯状にやや成り上がった赤い斑点が現れる

水ぶくれができる(軽度の発熱やリンパ節の腫れがみられることもあります)

水ぶくれが破れてただれた状態となり、かさぶたへと変わります

 

帯状疱疹に対する治療は、主に抗ヘルペスウィルス薬を中心に行われます。ウィルスの増殖を抑えることにより急性期の皮膚症状や痛み等を和らげ、治るまでの期間を短縮します。また、必要に応じて消炎鎮痛薬等や神経の痛みに対する“神経ブロック”という治療が行われることもあります。

 

抗ヘルペスウィルス薬は効果が現れるまでに2日程度かかるため、発症早期に服用を開始するほど治療効果が期待できます。(もしかして帯状疱疹にかかってしまったかも・・・)と思ったら早めにご来院ください。

 

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2018/01/19

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

お肌のトラブルから美容のお悩みまで、いつでもお気軽にご相談ください。

さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-5969-9833まで。
診療時間
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10:00~13:00 診療 診療 診療 診療 診療 診療 診療
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