口唇ヘルペスについて その1

 

口唇ヘルペス その1

 

やっと梅雨が明けそうですね☔

皆さまは体調にお変わりはありませんか?

季節の変わり目は寒暖差や気圧の影響で体調を崩される方が増える傾向にあります…(:_;)

そんなこの季節に多くご相談いただくのが「口唇ヘルペス」です!

 

今回は数回に分けて口唇ヘルペスの症状や治療についてご説明させていただきます

 

■口唇ヘルペスってどんな病気?

 

唇やその周囲の皮膚に水疱が出来たり、ぴりぴり・チクチクとした違和感を感じたことはありませんか?

もしかしたらそれはヘルペスかもしれません!!

 

そのまま様子を見ていると、範囲が広がったり症状が悪化する可能性があります。

ヘルペスかな?と思った際は、是非一度相談にいらしてください✨

 

■口唇ヘルペスはどうして発生・再発するの?

 

口唇ヘルペスは”単純ヘルペスウイルス”というウイルスに感染すると発症します。

ヘルペスが発生している人の水ぶくれや唾液、涙に接触することで感染します。

ウイルスが付着したタオルやコップなどの共用には気をつけましょう

 

“単純ヘルペスウイルス”は一度感染すると、症状が治まったとしても

神経の中に潜伏します。お仕事が忙しかったり、疲れが溜まっている…等で免疫が低下すると

ウイルスが活動を始め、神経をつたって皮膚に違和感や水ぶくれとして症状が出ます(;´・ω・)

発熱・ストレス・紫外線・外傷などの刺激もヘルペス発生原因とされています。

 

なんとなくヘルペスがどんな病気か分かりましたでしょうか?

次回は治療についてご説明いたします。

 

 

2019/07/23

水虫について その2

 

まだまだジメジメとした日が続きますね…☔

当院の医師・スタッフともに湿気に負けず!毎日診療させていただいております!!

前回に引き続き水虫についてご説明させていただきます(^^♪

 

薬の効果的な塗り方は?

顕微鏡の検査にて、白癬菌が発見されたら治療開始です。

効果的に薬を塗って治療していきましょう☺

 

◆塗布するタイミング 

お薬は1日に1回塗布します。

入浴後は皮膚が清潔であり角質がしっとりと柔らかいため 薬が浸透しやすくなっています。

お風呂上がりに塗るのが一番効果的でオススメです✨

白癬菌を頑張って治療しようと、患部をごしごし洗う患者様がいますが 洗いすぎは皮膚を傷つけてしまい、

その傷から白癬菌が角質に侵入しやすくなるため 優しく洗って、水気を切ってから薬を塗布するようにしましょう

 

◆塗布する範囲 

むずむずする部位や赤い部分にだけお薬を塗っていませんか?

実は白癬菌は痒みや皮剥けしている部位意外にも潜んでいます!!

自覚症状がない部分でもしっかりと塗布してあげることが治癒への第一歩です。

白癬菌は床などの環境中に散らばっているため、

片足にしか症状が出ていなくても両足に同じように薬を塗りましょう(^^)/

塗る範囲は足裏全体、足の側縁、指の間、踵。浅履きの靴下くらいが目安です。

 

◆塗布する量

白癬菌治療薬のクリームや軟膏は人差し指の第1関節分位の量で片足分の量になります。

たっぷり塗布するのではなく、薄く優しく塗り広げましょう。

上記のように塗布すると、両足で1日約1g使うことになります(‘ω’)

10gチューブに入った薬の場合、おおよそ10日間で使い切ることが目安となるため

両足塗布する場合は1ヶ月で30g(チューブ3本)を使用しましょう!

 

白癬菌治療薬は、刺激がお肌にあわず、かぶれてしまう方がいます・・(´;ω;`)

痒みが増したり、赤みや皮剥けが悪化した際は使用を中止し、相談にいらしてください!

相性のいいお薬を使用し、水虫を治していきましょう!

 

水虫に関して以上になります。

もしご不安なことがありましたらいつでもご相談にいらしてください(*’▽’)

 

 

2019/07/05

水虫について

こんにちは(*^_^*)♦♦

 

梅雨の勢いが本格的になりジメジメした日が続いていますね`(*>﹏<*)′☂

最近、患者様から足のむず痒さ皮むけのご相談が増えてきています。

もしかして水虫では?と思った際は、お気軽にご相談ください♥♥

顕微鏡にて検査をし、水虫の菌が見つかったら治療を開始しましょう(≧∇≦)ノ

そもそも水虫とはいったい何なのか、数回に分けてご紹介したいと思います。

水虫のことをより知っていただき、しっかりと治療を行っていきましょう!

 

水虫とは?

水虫は「表在性皮膚真菌症」の一種であり、足に現れたものを足白癬。

爪に症状があらわれたものは爪白癬といわれています。

足に症状があらわれることが多いと周知されていますが、

実は足以外の場所にできる水虫もあるんです( ゚Д゚)!!!!

 

水虫菌はどこに棲んでいるのか?

水虫菌は医学的には白癬菌とよばれています。 白癬菌は表皮の角質の主成分である「ケラチン」というたんぱく質が大好物です。

白癬菌は皮膚に付着するとたんぱく質を分解する酵素を出し、角質細胞を溶かし、ケラチンを栄養源にすることで増殖します。

角質自体は代謝が終わった、いわゆる“死んだ細胞”の集まりの為、白癬菌が増殖しても特に症状があらわれないことが多いです。

しかし、白癬菌が増殖して角質の下の“生きた細胞”である皮膚の層まで達してしまうと、白癬菌を排除するために免疫が反応して炎症が起こります。

その結果みずむしの主症状である「かゆみ」や「水ぶくれ・皮むけ」があらわれます。

 

次回はお薬の塗り方について、ご説明いたします。

2019/06/27

正しい日焼け止めの塗り方

春にも気を付けなければならない日焼けですが、肌老化(しみ・しわ・たるみ)の原因の8割は紫外線によるものだと言われています。
日焼け対策といえば、日焼け止めを使用されている方も多いのではないでしょうか(・_・?)
しかし、ほとんどの人が日焼け止めを正しく使用できていないそうです。
今回は日焼け止めを塗る時に気を付けるべきポイントについてご説明します。

◆塗る量
1㎠あたり2㎎を目安に使用すると、日焼け止めのSPF/PA値の効果を発揮することができます。
ちなみに顔全体に塗る場合は、500円玉1個分(0.8g)ぐらいの量が適量です。

◆塗りなおし
汗・皮脂・衣服などに触れることで、日焼け止めが少しずつ落ちてしまうと、効果を発揮できなくなります。
2~3時間おきにこまめに塗りなおしましょう。

また当院では、お子様にも安心してお使いいただける日焼け止めや、塗りなおしが面倒な方でも気軽にお使いいただける飲む日焼け止めもご用意しております。
受付での購入のみも可能ですので、気になる方はお気軽にスタッフまでお声掛けください(*´▽`*)♪

 

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2019/04/22

春の紫外線にご注意を!

春はお出かけの季節ですよね(*’ω’*)♪

お花見やスポーツを楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。
春は暖かくなったばかりで日差しも強くなく、紫外線も弱いように感じられますが、実は紫外線は3~4月頃から少しづつ増え始めます。

日焼けの原因となる紫外線は“UV-A派”“UV-B派”に分けられます。
UV-B派は赤くなったり、ヒリヒリして皮がむけたり、黒くなったり肌表面に影響します。“UV-A派”は肌の真皮層までとどいてしまうため、お肌のハリや弾力を保つコラーゲンを破壊したりメラニンを発生させるため、しわやたるみ、シミなどの「肌の老化」を引き起こします。

春の紫外線は真夏にも劣らないくらい強力なため、この時期からしっかりと紫外線対策を行っていくことが重要です。
次回は正しい日焼け止めの塗り方についてご説明いたします。

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2019/04/12

花粉皮膚炎について

花粉が皮膚に接触することによって生じる皮膚炎を“花粉皮膚炎”といいます。顔や首、特に眼瞼周囲に発疹や痒みがでます。
敏感肌の方はご注意ください(>_<)!!
肌のバリア機能低下により、花粉が皮膚に侵入するのを防げなくなることが原因。乾燥した状態の肌は、肌表面のきめの乱れ角層のめくれあがりなどが起こり、外からの刺激を受けやすくなっている状態のため、花粉皮膚炎を引き起こしやすくなります。

*予防対策*
眼鏡や、マスクなどを使用し、外出時に花粉を肌に直接触れさせない。
・朝晩の保湿を必ず行う。

もし、花粉皮膚炎のようなご症状がでたら、お早めにお近くの医療機関におかかりください。
当院でも診察は可能です(^_^)☆彡

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2019/03/08

お子さまの体を正しく洗えていますか?

最近少しずつ暖かくなってきましたが、まだまだ乾燥している季節が続いています。
当院ではこの時期も毎年体の乾燥により、来院される患者様が多くいらっしゃいます。

□タオルでゴシゴシこすっている
□石鹸を泡立てず、直接洗っている
□石鹸で体をしっかり洗わない
□さっと石鹸を流して終わりにしてしまう

みなさまはこのような体の洗い方をしていませんか。

入浴すると皮脂などが洗い流され、皮膚が乾燥しやすくなります。
体の洗い方を見直し、正しく保湿剤を使用するだけで、お子さまの皮膚トラブルを避けられるかもしれません。

〇タオルでゴシゴシこすっている
スポンジや目の粗いタオルなどでゴシゴシ洗うと、皮膚を傷つけてしまう恐れがあります。アトピー性皮膚炎などの疾患がある場合は出来るだけ素手で、爪を立てずに指の腹を使って洗いましょう。素手で洗うことで適度な力で洗うことができます。

〇石鹸を使わない、または石鹸を泡立てず直接洗う
お湯で洗うだけでは、皮膚の雑菌や汚れが十分に落ちません。
泡立てネットなどを使用し、石鹸を泡立てて洗うことにより、十分な洗浄効果が得られます。

〇石鹸を軽く流して終わりにしてしまう。
皮膚に石鹸の洗い残しがあると皮膚トラブルの原因にもつながります。
石鹸の洗い残しがないようにぬるめのお湯でしっかりとすすぎましょう。

お子さまの長風呂には注意が必要です。乾燥が気になる場合には、入浴後に保湿剤を使用することをおすすめいたします。
保湿剤は皮膚から水分が逃げないように“ふた”をする役割をもっており、出来れば、入浴後5分以内に、皮膚が水分を吸収しているうちに塗るのが効果的です。

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2019/02/18

低温やけどにご注意を!

使い捨てカイロ・電気こたつ・電気あんか・ホットカーペット・湯たんぽなど、寒い冬には体を温める暖房グッズがかかせませんよね。
みなさんもご自宅でお使いなのではないでしょうか?
しかし、その暖房グッズで冬に「低温やけど」をしてしまう人が増えています。

◇原因◇
私たちの体は熱湯や火など直接熱いものに触れると、その瞬間に「熱い!」と体が反応してすぐに熱いものから離れる為、皮膚の深いところまでやけどしてしまうことはそんなに多くありません。
それに対して、低温やけどは体温より少し高い40~60℃くらいのあまり熱くない熱源(湯たんぽ・カイロ・ホットカーペットなど)に長時間触れていたときに起こります。

◇症状◇
・軽い赤み
・水ぶくれ
・皮膚の痛痒さ、ヒリヒリ感

熱さや痛みを感じにくいため、気付いた時には「水ぶくれができる」などの軽度のやけどから、最悪の場合には「皮膚の深い部分の組織が壊死する」などの重症のやけどをしてしまっていることがあります。
もし、低温やけどをしてしまったら医療機関で早期に適切な処置を行う必要があります

皆さんは寝る際に暖房グッズを体の側においたまま放置してしまってはいませんか?
低温やけどは通常のやけどとは違い、見た目は軽症に見えますが、実際は皮膚の深い部分まで傷ついてしまっている場合があります。
そして気付いたときには、やけどが進行していることが多く、治療が長引いたり傷跡が残ってしまうことも…。

暖房グッズは体を温めてくれてとても便利ですが、“直接肌に触れないようにする”
“一定時間ごとに位置変え、体の同じ部分を長時間温めないようにする”ことで低温やけどにならないように注意しましょう。

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2019/02/12

アレルギー検査できます

私たちの身体は有害な細菌・ウィルスなどの病原体から身体を守る「免疫」という働きがあります。食物アレルギーはこの「免疫」が本来無害な食べ物に対して、過敏に反応してしまう状態のことをいいます。

これを「アレルギー反応」と呼んでいます。
食物アレルギーを引き起こす原因となる食べ物には、卵・牛乳・小麦の割合が最も多く、その他、さばやイカなどの魚介類、バナナや桃などのフルーツ、大豆、ピーナッツ、そばがあります。

現在日本では3人に1人が何らかのアレルギーを持っているといわれており、アレルギー症状で悩まれている方は増えています。
食物アレルギーは子どもに多く、20歳以上のアレルギー患者の割合は減少するため、成長するにつれて食物アレルギーは改善されることがわかっていますが、多数いらっしゃいます。

子どもはまだ消化機能が成長途中のため未熟であり、アレルゲンの原因にあたるたんぱく質を小さく分解することができないため、食物アレルギー患者の大部分は乳児期に発症します。
その後、成長に伴って消化機能が発達してくると原因食物に対して耐性がつき、過敏に反応することがなくなっていくため、適切な対処をすれば小学校にあがる前くらいまでに約8~9割は自然に治ると言われています。
それに対し、大人になってから発症する食物アレルギーは治りにくく、長く続く場合があります。

食物アレルギーの症状として、以下のような症状があらわれます。
〇皮膚症状 :かゆみ・じんましん・むくみ・赤み・湿疹
〇消火器症状 :下痢・吐き気・嘔吐・血便
〇循環器症状 :脈が乱れる・手足の冷え・血圧低下
〇神経症状 ;意識が朦朧とする
〇全身症状 :アナフィラキシー

当院では保険診療で食物アレルギーの検査も行っています。

気になる方がいらっしゃいましたらスタッフ、またはお電話にてお問い合わせください(^^)♪

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2019/01/30

花粉症の初期療法について

当院では1月中旬から花粉症の患者様が増え始め、ご希望の方には保険内で受けられるアレルギー検査を実施しております。
「花粉症になってしまったかもしれない」と思っている方は、ご自身が何に対してアレルギー反応が出ているのかご存知でしょうか?

花粉にも様々な種類があり、各花粉のシーズンによりご症状があらわれる方に違いがでてきます。
ご自身がどの花粉に対してアレルギーをお持ちなのか、アレルギー検査では抗体レベルなど特定することが可能です。
原因を特定し、その花粉がいつからいつまで飛散するのかシーズンを把握することで、花粉症の症状が本格的にでる前から薬による「初期療法」を開始することができます。
この初期療法を行うことにより症状の発症を遅らせ、飛散シーズン中も症状を和らげることができ、早期に症状を改善させることができるため、結果的に処方されるお薬の量を減らすことにもつながります。

ご症状にお心あたりのある方はお早めにご来院くださいませ☆(^^)

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2019/01/24

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

お肌のトラブルから美容のお悩みまで、いつでもお気軽にご相談ください。

 さくら皮膚科スキンケアクリニック。ご予約・お問い合わせは03-3530-3001まで。
診療時間
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