クラゲ刺傷②
前回に引き続きクラゲ刺傷についてご紹介します。
★刺されてしまったら
①すぐに海からあがるか、その場から離れます。
②近くにいるライフセーバーなどに処置をお願いしましょう
(クラゲの種類を特定してもらい、洗い流します。触手が残っている場合があるため手袋などをして取り除きます。)
④痛みがひどいときは、氷または冷水で冷やしましょう。
⑤近くの医療機関で治療をおすすめします。(ステロイド外用剤・内服薬や鎮痛剤を使用し症状の緩和をしていきます。)
【おすすめ】
クラゲは種類によって刺傷後の対処が真逆になります。曖昧な知識での対処や、クラゲの種類を自己判断せずに
近くのライフセーバーや地元の方に助けを求めることが治療への近道になるでしょう。
★注意事項
・クラゲに刺されたら「お酢で流す!」と思いがちですが、カツオノエボシの場合は、酢をかけると毒針の発射を促すことになり逆効果になります。
(曖昧な知識で真水やお酢などで流さないようにしましょう。)
・真水で洗うと、海水との浸透圧の差により細胞の毒液が体内に流れ込みやすくなるため、海水で洗い流すようにしましょう。
・浜辺に落ちているビニール袋が実はカツオノエボシだったということもあります。小さいお子様をお連れの場合はお子様から目を離さないようにしましょう。
2020/07/21