タコと魚の目の違い

よく耳にする“魚の目”と“タコ”。どちらも皮膚が硬くなった状態の疾患ですが、症状には少し違いがあります。今回はこの2つについてご説明いたします。

 

それぞれの特徴

魚の目(鶏眼)

真ん中に芯のようなものがあるのが特徴。皮膚内部に向かってV字形に入り込むため、歩いたりして靴や地面が患部に接触すると強い痛みを伴う場合があります。ウイルス性のイボ(尋常性疣贅)とも見分けがつきにくく、魚の目だと思って放置していたら、どんどん増えてしまったというケースも。

 タコ(胼胝)

患部が黄色味を帯びて盛り上がった状態になっており、芯はありません。皮膚表面に丸く突出していて、痛みを感じることも少ないです。

 

治療法

患部が硬い場合、張り薬のスピール膏や塗り薬のサリチル酸を処方して、角質を柔らかくしてから削ります。これまでは月に1回の処置しか認められていませんでしたが、二年に一度の診療報酬改定で今月から月に2回まで保険適応で処置できるようになりました!1回の来院で完治する事もありますが、大きく深さがある際は何度か繰り返し治療を行う為、2週~4週に一度のペースで通院していただきます。歩き方やサイズの合った靴に変えることで軽快する場合もありますので、まずは患部の状態を確認する為にもお早めにご相談ください。

2018/04/26

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