バリア機能と保湿の関係

空気が乾燥している冬は肌のカサつきやつっぱり、かゆみを感じる方も多いのではないでしょうか。
肌が乾燥してしまうのは、バリア機能が関係しています。

◇バリア機能とは?
人間の身体を覆っている皮膚は、角質・表皮・皮脂膜という層で構成されています。紫外や乾燥雑菌などの外部刺激から守ってくれたり、肌の水分が必要以上に蒸散するのを防ぐ役割を担い、肌の健やかな状態を守るのがバリア機能です。

◇バリア機能の低下
このバリア機能は、主に肌のうるおいが保たれている状態で機能します。冬は特に外気が乾燥しやすく肌の水分が減ってしまうため、バリア機能がダメージを受け、機能が低下しやすくなっています。バリア機能が正常に働いていないと、皮膚の表面が乾燥し、外部からの刺激に敏感になり、細菌が侵入しやすい状態となってしまいます。そのため、肌トラブルを引き起こしたり、ターンオーバーの乱れによるくすみやシミ・シワなどの老化現象を引き起こしたりします。

◇バリア機能を守るためには?
バリア機能の低下を防ぐには、十分な保湿により「乾燥」「外部の刺激」から肌を守ることが大切です。肌には、本来最初から存在している保湿成分があります。この保湿成分が損なわれていない状態が理想的な状態です。保湿成分が不足していないように補ってあげること、それが「保湿」です。

当院では、”体の乾燥”でご来院される方も多くいらっしゃいます。その方の年齢や肌の状態に合った保湿剤の処方を行っておりますので、肌のかさつきやかゆみを感じていらっしゃる方がいらっしゃいましたら、まずはご来院してみてはいかがでしょうか。

乾燥肌

2018/01/12

お肌の主治医として、あらゆる世代の方が健やかな素肌を保ち・取り戻すお手伝いを。

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