サンソリットスキンピールバー石鹸のご紹介
当院では保険診療の他に、自費で購入していただけるスキンケア用品を多数取り揃えておりますが、今回はその中でも人気のサンソリットスキンピールバー石鹸についてご紹介させていただきます。
スキンピールバー石鹸とは
サンソリットと皮膚科の専門家との共同開発によって誕生したピーリング石鹸です。サンソリットは、1955年の学会にてドクターによる日本初のケミカルピーリングの発表に協力し、医師だけが使用できる「メディカルスキンケアアイテム」を全国の医療機関へ広めている会社です。また、ピーリングとは肌表面の古い角質を刺激の少ない酸(グリコール酸=AHA)等で無理なく離し、しっかりと洗浄することによってくすみや汚れを取り去り、”肌本来のキレイになろうとする力”をサポートして、様々なトラブルからお肌を守る美容法のことをいいます。毎日の洗浄&ボディソープとして、全身つるつるでくすみのない肌へと導きます。
・肌質やお悩みに合わせて4種類にタイプと2種類の大きさからお選びただだけます
敏感肌~乾燥肌
角質ケア成分AHA0.6%配合。乾燥肌、敏感肌の方に配慮したマイルドタイプです。
大:2160円(税込)、小:250円(税込)
不通肌~脂性肌
角質ケア成分AHA1.0%配合。不通肌、脂性肌の方におすすめです。
大:2160円(税込)、小:250円(税込)
脂性肌~ニキビ肌
角質ケア成分AHA2.0%、整肌成分ティートゥリーオイルとビタミンA誘導体配合。ニキビ肌に悩まれている方におすすめです。
大:2700円(税込)、 小:300円(税込)
くすみ肌
角質ケア成分AHAの他に抗酸化作用のあるハイドロキノン配合。透明感のあるみずみずしい素肌へと導きます。くすみが気になる方におすすめです。
大:5400円(税込)、 小:600円(税込)
滑らかな泡立ちで洗い心地が良く、使用後もお肌がスッキリするので当院のスタッフにもとても好評な石鹸です。どのタイプを使ったら良いか迷われたり、何かご不明な点がございましたらお気軽にスタッフまでお申し付けください。
皮膚の乾燥について
これからの季節、空気の乾燥や、暖房による湿度低下によって、皮膚も乾燥しやすくなってきます。
皮膚が乾燥すると、皮膚がかさかさになったり、痒みに敏感になり、掻いてしまい湿疹になったりすることがあります。
また、アトピー性皮膚炎の患者様はもともと乾燥しがちなのがさらに皮膚内の炎症や掻くことで皮膚炎が悪化したり、治りにくくなります。
日々の水仕事、洗剤による食器洗いで手指の角層バリアがこわされて起こります。乾燥し、ひび割れたり、痒みがでたりして手湿疹が起こります。
乾燥肌は放っておくと湿疹になるので早めに適切なケアを始めるとよいです。
乾燥肌のスキンケア
日常で間違ったスキンケアをしていませんか。スキンケアだけでも皮膚の乾燥を改善できます。
○入浴、洗浄
熱いお湯につかっていませんか。皮脂等が流れ出て皮膚の水分が減ってしまいます。乾燥が気になるときはぬるめのお湯にしてください。
入浴時に洗浄剤を直接肌につけたり、ナイロンタオル等で強くこすって洗っていませんか。角質がはがれすぎ、肌の表面の脂質も奪われてしまいます。石鹸をよく泡立ててやさしく手で洗ってください。
手湿疹の対策は、お湯を使いすぎると手の保湿成分が逃げやすくなります。水仕事はゴム手袋を使用しましょう。頻繁に手を石鹸で洗う習慣があれば控えめにしましょう。石鹸のすすぎ残しで湿疹になることもあります。しっかりと洗い流しましょう。
○保湿剤
1日2回、朝と夜入浴後に保湿剤を塗ると良いです。
塗り方は擦りこまずに、点々と皮膚の上においてからなじませるようにやさしく広げていきます。
保湿剤の種類はつけ心地で選ぶとよいです。夏はローションや乳液タイプ、冬はクリームや油脂性のものをお勧めします。
乾燥が悪化して湿疹になってしまった時はステロイドの塗り薬を塗って悪化を防ぐ必要があります。
湿疹になってしまったら、早めに受診して薬を処方してもらいましょう。保湿剤もご相談ください。
食物アレルギーについて
・食物アレルギーとは?
秋といえば「食欲の秋」を思い浮かべる方が多いと思いますが、食べ物を食べた時に口の中のイガイガ感、ピリピリ感、口周囲のじんま疹を生じたことはあるでしょうか。ひょっとするとそれは食物アレルギーが原因かもしれません。今回は食物アレルギーについて簡単にご紹介させていただきます。
私たちの体には、細菌やウイルスなどの有害な病原体が入ってきた時にそれらを除いて体を守る「免疫」という働きがあります。しかし、この免疫が本来無害なはずの食べ物に対して過剰に反応してしまうことがあり、これを「アレルギー反応」と呼んでいます。食物アレルギーを引き起こす原因となる食べ物は、卵、牛乳、小麦の割合が最も多く、サバやイカ等の魚介類、バナナや桃などのフルーツ、大豆、ピーナッツ、そばなどがあります。
・なぜ子供に多いのか?
子どもはまだ消化機能が成長途中のため未熟であり、アレルゲンの原因に当たるたんぱく質を小さく分解することが出来ないため、食物アレルギー患者の大部分は乳児期に発症します。その後、成長にともなって消化機能が発達してくると原因食物に対して耐性がつき、過敏に反応することがなくなっていくため、適切な対処をすれば小学校に上がる前くらいまでに約8~9割は自然に治ると言われています。それに対し、大人になってから発症する食物アレルギーは治りにくく、長く続く場合があります。
・まずは病院で検査を
当院では、以前ご紹介させていただいた花粉のアレルギー検査と同じ方法で食物アレルギーの検査も行っておりますので、お心当たりのある方は一度ご来院されることをおすすめします。